【合格体験記】ITパスポート

アイパス

こんにちは、ばんじろうです。

今回は2023年7月に受けたITパスポート試験(略称:アイパス)について、書いていこうと思います。

受験しようと思ったきっかけや、どんな教材でどんなふうに勉強したか、また結果についてもまとめていきます。

この記事は

といった方向けに書いています。

目次

ITパスポートとは

まず初めにITパスポートの概要について簡単にまとめていきます。

ITパスポートとは

ITパスポートとは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。

ITとついてるのですが、ITの知識以外にも経営や法務、財務、マネジメント系など幅広い知識を問う試験になります。

iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

ITパスポート試験HP

どんな問題が出るの?

ITパスポートの試験内容はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野から出題されます。

分野分類
ストラテジ系企業と法務
経営戦略
システム戦略
マネジメント系開発技術
プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント
テクノロジ系基礎理論
コンピュータシステム
技術要素
ITパスポート試験HPより抜粋

ITパスポートは幅広い知識が問われますが、一つ一つの問題は基礎的な内容になりますので浅く広く対策する必要があります。

ITパスポートの難易度

IPAが実施する試験は以下の通り区分分けされています。

試験区分
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/list.html

ITパスポート試験は、全ての社会人向けにITに関する共通知識を問う試験となっており、難易度的にも一番易しい試験になっています。

ステップアップとして「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」がありますが、こちらはITエンジニアの登竜門とも言われており、ITに関してある程度の知見があったり、ITエンジニアとしてのキャリアを育てていきたいといった方向けの専門的な試験になります。

そのため、非ITだが最低限の知識をつけたい社会人や学生にもぴったりの試験になります。

ちなみに試験の応募者は、社会人:学生=8:2で全体の合格率は50.8%ほどです(社会人:54%、学生:38.3%)。

初学者向けの試験にはなりますが、思いの外合格率が低く、しっかりとした対策が必要になります。

参考:ITパスポート試験 試験結果

受験しようと思ったきっかけ

取得難易度が低い

ITパスポートは情報処理技術者試験の中でも一番難易度が低いため独学や仕事しながらでも対策しやすいです。

また、試験方式がCBT方式のため自分で試験日、試験場所を選ぶことができることもできます。このおかげで、学習計画が立てやすく受験のハードルを下げることができます。また、申込後も試験日程を変更することができ、体調不良時や、もう少し勉強してから受験したい!といった時にも対応できます。

どんな仕事でも活かせる知識が学べる

ITパスポートは幅広い基礎知識を学べるので、非ITの職種でも必ず業務に生きてきます。また、ITリテラシーの向上にも間違いなく役に立ちます。

現代の仕事ではITの知識は避けて通れません。システム関係の職種以外でもパソコンやシステムは当たり前のように使いますし、義務教育にプログラミングが必修化されたこともあり、今後もさらにIT人材が重宝されるようなるでしょう。

勉強法・教材

ITパスポートの出題範囲は広範ですので、参考書を1冊購入してやり込むのがおすすめです。

正直ITパスポートの合格点をクリアするのが目標であれば、参考書がなくても無料のweb問題集(過去問道場)でも十分対策可能です。

ただ、私の場合は完全に無料だと「無料だから途中で辞めてもいいや」となりそうだったので、参考書を買う(金銭的負担を課す)ことでモチベーションを保つことができました。せっかくお金かけて参考書を買ったのだから、合格しないともったいない!と思うようにしました。

ちなみに私が利用していた参考書はこちらです。有名出版社から出ているものは基本何でもよいと思います。

できるだけ低コストで合格したい方や、無料でもモチベーションを保つことができる方はひたすら過去問道場で問題をこなすのをおすすめします。

結果

ITパスポートの合格点は、総合評価点と各分野別(ストラテジ、マネジメント、テクノロジ)評価点で基準点以上で合格になります。

ちなみに基準点は、総合評価点が1000点満点中600点、各分野の評価点が1000点満点中300点です。

つまり、各分野で最低300点をとりつつ総合評価点で600点以上とる必要があります。

そんな私の結果ですが、

アイパス結果

なんと、ぎりぎり合格基準点での合格でした!

原因としては、問題演習量(知識のアウトプット)が足りなかったと感じています。

この反省は次の資格試験に活かしていきたいと思います。

まとめ

今回はITパスポート試験について、概要や難易度、勉強法についてまとめてみました。

ITパスポート自体は比較的難易度が低く、直接キャリアに影響することはないかと思いますが、社会人として最低限必要なITに関する知識やビジネスの知識など体系的に学ぶことができます。

また、ITパスポートを足がかりに他のもっとレベルが高い資格(基本情報技術者や応用情報技術者)にも挑戦できますので、これから社会に出る学生さんや、すでに仕事をしている社会人にもおすすめの試験だと思います。

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